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著者:DrDenuz 翻訳:nippongwent

この記事は「Team Bandit Gang」の記事「Slavic Saturday: Leshen (EP8)」の日本語訳です

グウェント版のレーシェン

グウェント版のレーシェン

<aside> 🔶 導入

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昔のスラヴ人たちにとって、森とその中にある沼はどこにでもあるものでした。農場や村の周り、山でさえ、森に囲まれていました。それらの森には精霊が棲んでいました。

スラヴの神話に登場する精霊は、ほとんどが友好的な存在ではありません。夜の影に潜む悪魔の話は、スラヴの部族や国中に広まっていましたが、その中でも最も恐ろしい話の一つがレーシェンです。

レーシェン/レーシーは東スラブ語で、森の神です。森全体と領域内のすべての狩りを司ります。

N. Brut という人物の1906年の作品「Leshy」とされているが、確証が得られなかった。

N. Brut という人物の1906年の作品「Leshy」とされているが、確証が得られなかった。

Dysharmonnia による「Latvian Mythology - Swamp devil」(ラトビア神話:沼の悪魔)。

Dysharmonnia による「Latvian Mythology - Swamp devil」(ラトビア神話:沼の悪魔)。

<aside> 🔶 語源

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ロシア語では「леший」と表記され、「レーシー」と読みます。英語に直すと「森から来た男」という意味です。

以下は様々な国での別名となります。

<aside> 🔶 レーシーの見た目

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人間形態では、長い白髪と髭、輝く緑の目と毛深い体を持つ老人のように見えます。